とぐろを巻いた緑蛇
後ろから眩しい金色の光を放つ、とぐろは照らされ白とゴールドに映る
赤い長い舌、右側を向いている
鋭い目
初めてみる緑蛇
守護神ではない
戸惑いを抱えながら涙が溢れる
止まらない
喜び・興奮の涙
なぜ出るのか分からないが
止まらない
後ろから白い長い蛇がこちらに向かう
距離は縮まらない
涙は嗚咽に近くなる
嗅いだことのない花の匂いが充満する
何とも言えない幸せな匂い
金色か黄色か、お釈迦様が両手に花をいっぱい抱えて目の前に
一つの花を差し出す
受け取ることに決めた
髪を結っている男性が現れた
その花は見た事もない花であった
蓮華の花であることがわかった
白い花 中側に薄いピンクが少し
咲いていた
それから脱皮をするかのように、深い眠りについた
緑蛇神様 白蛇神様が繋いでくださった
に